Windows10 Creators Update と Geforceドライバ381.65でHDR。その後Fall Creators Updateで再試験。

windows10 Creators Update とGeforceドライバ381.65で、デスクトップモードでのHDR対応がされました。普段REGZAをPCモニタ代わりとしている自分は早速試してみないと、とインストールして試してみました。結果、

バグバグでしたw

PC:Geforce GTX1070
表示器:REGZA 49Z700Xと三菱RDT272WXのデュアルディスプレイ(拡張モード)環境にて実験。共にHDMI接続。REGZAはHDR対応。三菱RDTはHDR非対応。

まず、REGZA 49Z700Xですが、高速信号モードでは正しく表示出来ません。通常モードにしました。(=4K60HzHDRは無理。2K60HzHDRでテスト。)

HDRのON/OFFはNVIDIAコントロールパネルにはなく、windows標準のディスプレイの設定の所に有ります。

HDR ONにすると、NVIDIAコントロールパネルのデスクトップカラー、明るさコントラストのスライドバーがグレーアウトして触れなくなる(他アプリケーションによる設定になる)。NVIDIAの設定を使用するに切り替えてスライドバーを動かしても、一切実際の設定値は変わらない。

ビデオカラー設定の調整は効く。

なので、PC側ではほぼ設定出来ません。仕方なくREGZA単体で画質調整。

動画再生してみてビデオカラー設定の微調整。

そこそこ見れる感じになったので、色々試してみよう。

 

TVTEST。問題なし。
Dixim Play SE。問題なし。
PC TV Plus(Ver.3.3)。REGZA では問題なし。RDT側で再生しようとすると、HDCPエラー発生。と同時に、HDMIの信号が途切れまくりで、ひたすらブラックアウトと表示の繰り返し状態にw REGZA側のHDRがOFFならRDT側でHDCPエラーは発生しない。

HDR ONのままPC再起動すると、再起動後REGZAには何も表示されなくなる。REGZAで信号情報確認すると、HDR ONの設定なのにSDRのRGB色深度12ビットと認識されている。入力モード(高速信号、標準、互換性)を切り替えると、HDR選択SWが強制OFFになり画面表示されるようになる。

HDR OFFで色深度を8→12bitに変更すると、勝手にHDRがONとなる。その後OFFに出来るが、この状態で再起動するとやはり勝手にHDR ONとなるので、上記と同じでREGZAには何も表示されなくなる。

と散々な結果に。画質以前の問題で、これは使えないわ。残念。

 

2017/5/14 追記
GeforceドライバVer.382.05にバージョンアップしても変わらず。
REGZAを互換性優先モードにしておけばHDRの選択自体無くなるので当分はこれで運用します。色深度12bitは選べなくなりますが。

 

2017/10/19 追記
Windows10 Fall creators updateを適用したので、GeforceドライバVer387.92との組合せで再試験してみました。
①REGZA 高速信号モードで4K60HzHDRを選択すると信号が伝わらないのは以前と同じ。(ケーブル自体はPS4PROで4KHDR表示可なHDMI2.0の物)
②通常信号モードで2KHDR選択可。以前のようなPC再起動で表示出来なくなる不具合は無し。一応常用出来る。
③NVIDIAコントロールパネルでの画質調整は相変わらず出来ない。スライドバー移動しても、結果が反映されない。
④REGZA側で画質調整してみた。色合いは見れるレベルになったが文字の淵部分の輝度エッジがすさまじく、見るに堪えない。シャープネス最低にすればかなりマシにはなるが、まだ文字のエッジ部分のテカりが残る。文字以外は当然ぼんやり気味になる。

という結果でした。④はREGZAの性能のせいでしょう。IPSなZ700Xではなく、VAな機種なら結果は違ったかもしれません。

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