v6プラスを使ってみよう その1

v6プラスというサービスを御存知でしょうか?

「v6プラス」で検索すると、劇的にネットが速くなったとの声ばかりが聞こえます。

http://www.jpne.co.jp/service/v6plus/

@nifty、ビッグローブ他数社による共同出資で出来たJPNEという会社です。

NTT-NGN網とインターネット間のゲートウェイをアウトソーシングしています。

通常、NTTフレッツ光ネクスト回線でのプロバイダへのPPPoE接続によるIPv4インターネットは、

ホームネットワーク-光終端装置-NTT_NGN-網終端装置ープロバイダゲートウェイ-IPv4インターネット 

という接続になりますが、v6プラスサービスを使用すると、

ホームネットワーク-光終端装置-NTT-NGN-JPNE_BR-IPv4インターネット

という接続になります。JPNEに契約プロバイダのログイン用サーバーが接続されていて、プロバイダのゲートウェイ設備を使用せずにインターネットに接続します。

去年から、各所で極端にインターネットアクセスが遅くなる現象が発生していますが、その原因が、光コラボによるユーザー増加により網終端装置が輻輳しているせいであると言われています。

実際、自分が使用している@niftyも、去年春から速度がみるみるうちに低下し、下り1~2Mbpsしか出ない状態が頻発していました。

v6プラスのデメリットとしてPPTPや一部ネトゲ、サーバー立てる等が出来なくなるとの情報がありますが、あまりに@niftyそのままの契約だと遅いので、v6プラス契約を去年の夏にしました。

結果、

いつでも、下り500~600Mbps(^_^)v

うん、素晴らしい結果だ。

デメリットのネトゲですが、サーバーアクセス型(MMOやスマホゲー)は問題なく出来ます。

P2P型(サーバーはマッチングのみでゲーム中は各機器間での直接通信)はほぼ出来ません。これは、JPNEを使用している数十人で1つのIPv4でのIPアドレスを共有する仕様によるものです。

各個人に割り当てられるポートが固定されており、自分の好きなポートを開くことが出来ません。UPnPも当然使えません。

では、打開策が無いのかというと、一応有ります。

長くなったので、打開策は後日、その2で。

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